ゲンスラー氏、多くの仮想通貨が証券であると改めて警告｜CNBCインタビュー

ゲイリー・ゲンスラー米証券取引委員会（SEC）委員長は、アメリカの仮想通貨投資家はほとんどのデジタル資産に関して十分な情報を得られていないと考えている。

ゲンスラー氏、多くの仮想通貨が証券であると改めて警告

CNBCとの最近の インタビュー でゲンスラー氏は、特定の企業について話すことはできないが、仮想通貨分野の大部分は証券取引法を遵守していないと考えていると述べた。

「仮想通貨の分野は、連邦最高裁判所が解釈した国内法では、トークンの多くが有価証券にあたる。そのため、我々はその法律に則っているが、投資家の皆さんは、それらの資産に関して必要な、あるいは必要とされる開示を受けていない。」

SECは最近、ロビンフッドのクリプト部門にウェルズ通知を送り、リテール取引大手のロビンフッドに対して法的措置を取る予定であることを警告した。

ロビンフッドの最高経営責任者であるヴラド・テネフ氏は今週初め、Xに登場し、ロビンフッド・クリプトに対するSECの計画的行動を非難した。

「過去3年間で、我々はアメリカの企業と消費者に有害な規制の猛攻撃の状態に達した。仮想通貨に対するSECの継続的な攻撃は、予測データ分析に関連するような最近の規則提案と相まって、イノベーションを阻害する行政国家による不適切な試みがまた一つ増えたことを意味する。」

イーサリアムが証券に当たるかどうかは明言を避ける

新しいインタビューの中で、ゲンスラーはイーサリアム（ETH）が商品か証券かという質問への回答を避け、代わりに仮想通貨業界について幅広く語った。

「私にとって根本的な疑問は、"アメリカの投資家を確実に保護するにはどうすればいいか "ということだ。そして今、彼らは必要な、あるいは必要とされる開示を受けておらず、このかなり中央集権的な市場の中心にいる仲介者は、一般的にニューヨーク証券取引所には決してさせないようなことを行って矛盾を抱えている。ニューヨーク証券取引所は、投資家に不利な取引をすることは許されていない。」

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