分散型予測市場ポリマーケットが7000万ドル調達 ファウンダーズファンドやヴィタリック・ブテリン氏が投資
ピーター・ティール氏のベンチャーキャピタル企業ファウンダーズファンドとイーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、政治イベントへの賭けを可能にするプラットフォーム「ポリマーケット」のために7000万ドルの資金調達を主導した。
ブルームバーグによると 、ポリマーケットは2024年米大統領選挙への賭けが勢いを増す中、2つの資金調達ラウンドで7000万ドルを成功裏に調達した。最新のシリーズBラウンドでは、ファウンダーズファンドが主導し、4,500万ドルを調達した。
商品先物取引委員会(CFTC)が政治的イベントへの賭けを禁止しようとしているにもかかわらず、仮想通貨ベースの予測市場は依然として成長している。提案されている禁止に対して、ファウンダーズファンドのパートナーであるジョーイ・クルーグ氏は「米国で予測市場を嫌う理由の多くは、賭けに対する非常に清教徒的な考え方に由来している。短期的から中期的には、ポリマーケットにとって良いことだ。なぜなら、彼らは非米国市場をターゲットにしているからだ。長期的には、米国人もこの市場に参加できるようになれば良いだろう」と語った。
クルーグ氏によれば、ファウンダーズファンドの投資は、イベントベッティング契約への初めての進出を意味する。ポリマーケットは過去にCFTCから罰金を科され、和解の一環として米国内でのサービスを縮小することに同意した。それ以来、プラットフォームは元CFTC委員長のJ.クリストファー・ジャンカルロ氏を諮問委員会の委員長に任命し、規制当局との関係を修復しようとしている。
ポリマーケットは特に米大統領選挙が近づく中で大量の賭けが行われている。多くのイベントへの賭けを用意にすることで知られるこのプラットフォームは、ユーザーがサークルUSD(USDC)でシェアを購入できるようにしている。
プラットフォームのウェブサイトによると、25歳の創設者シェイン・コプラン氏が率いるポリマーケットは、選挙への賭けが急増し、次期米大統領選挙に対して1億7,000万ドル以上の賭けが行われている。
「米国市場や投資について考えると、それがすぐに利益をもたらすものではないことは分かっている。最終的には、人々が疑問に思い、意見を持っているすべてのことに関する市場が存在するという強い信念を持っている」とコプラン氏は述べている。
最近の資金調達ラウンドの成功にもかかわらず、プラットフォームが現在収益を上げていない事実や規制上の障害により、ポリマーケットの現在の評価額は以前の約10億ドルから減少している。
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