Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn

グーグルやアマゾンら、インド中銀デジタル通貨への参加申請か

neweconomy-news (JP)2024/08/07 05:54
著者:あたらしい経済 編集部

グーグルやアマゾンらがインドのCBDCへの参加申請か

関係筋によると、米国のアルファベット傘下のグーグル(Google)やアマゾン(Amazon)、ウォルマート(Walmart)らは、インド準備銀行(RBI、中央銀行)が進めている中央銀行デジタル通貨(CBDC)「デジタル・ルピー(eルピー)」の試験運用への参加を申請したという。

「eルピー」を使った取引を提供する。上記3社に加え、インドのフィンテック企業のクレド(Cred)とモビクイック(Mobikwik)も参加を申請している。

RBIは2022年12月、現金に代わる通貨として「eルピー」の試験運用を開始。「eルピー」のリテール取引は当初急増したものの、その後は低迷が続いている。

RBIは4月、アプリプロバイダーを含む銀行以外の決済業者を活用する計画を発表。これを受け、グーグルペイ(Google Pay)、アマゾンペイ(Amazon Pay)、ウォルマート系のフォーンペ(Phonepe)、クレド、モビクイックの5社が参加を申請した。

現在5社はRBI、インド決済公社(NPCI)と緊密に連携しており、3~4カ月以内に「eルピー」が利用できるようになる見通しだという。 ・関係筋は、人気の高い決済業者が「eルピー」のサービスを提供することで、利用者の裾野が広がり、取引量が増えるとの見方を示した。

5社はインドで普及している電子決済システム「統合決済インターフェース(UPI)」経由のデジタル決済で合計シェアが85%を超える。UPIを利用した月間取引件数は平均130億件だ。

関係筋によると、RBIは「eルピー」の普及を目指しているが、直ちに本格導入する計画はなく、今後2~3年は試験運用の段階にとどまる可能性が高い。

関連ニュース

  • インド金融情報機関、バイナンスへ225万ドルの罰金命令
  • インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に
  • インド中銀とUAE中銀がCBDC実験へ、2国間ブリッジなど実施へ
  • グーグルで暗号資産信託の宣伝が可能に、米国企業対象に
  • AWS、「アマゾン・マネージド・ブロックチェーン」の新機能を提供開始

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
グーグル・アマゾン、インド中銀デジタル通貨への参加申請=関係筋
(Jaspreet Kalra)
images:Reuters

関連するキーワード

#CBDC

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

前の記事 サークル「USDC」、フロウのネイティブサポート終了へ 次の記事 ブラックロックとナスダック、「イーサリアム現物ETF」のオプション上場の規則変更求める

合わせて読みたい記事

ブラックロックとナスダック、「イーサリアム現物ETF」のオプション上場の規則変更求める 米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)および取引所運営会社のナスダック(Nasdaq)が、ブラックロックのイーサリアム現物ETF(上場投資信託)のオプションを上場および取引するための規則変更を提案した。8月6日に米証券取引委員会(SEC)へ書類が提出されている
大津賀新也 ニュース
サークル「USDC」、フロウのネイティブサポート終了へ 「USD Coin(USDC)」等のステーブルコインを発行する米サークル(Circle Internet Financial)が、フロウ(Frow)ブロックチェーン上の「USDC」のサポートを終了することを8月5日発表した
大津賀新也 ニュース
【8/6話題】米医療機器メーカーSemler Scientificがビットコイン追加購入、ヴィタリックが柴犬ねいろモチーフの暗号資産売却など(音声ニュース) 米上場の医療機器メーカーSemler Scientific、ビットコイン追加購入で合計保有数929BTCに、ヴィタリック、柴犬「ねいろ」モチーフの暗号資産を1,480万円相当ETHで売却、暗号資産決済「スラッシュ」の独自トークン「SVL」、海外取引所MEXC Globalに上場、ビットフライヤー、リスク(LSK)のERC20版を取扱へ、ZKXが事前告知なしにサービス終了、マーケットメーカー「Amber Group」が批判
あたらしい経済 編集部 Sponsored
EVM互換のzkロールアップ「Zircuit」、独自トークンZRCのエアドロップ実施 zkロールアップ技術を用いたブロックチェーンプロジェクト「ザーキット(Zircuit)」が、メインネットフェーズ1で正式稼働し、独自トークンZRCのエアドロップ(無料配布)を実施したことを8月6日発表した
一本寿和 ニュース
暗号資産決済「スラッシュ」の独自トークン「SVL」、海外取引所MEXC Globalに上場 スラッシュビジョンラボ(Slash Vision Labs)のガバナンストークン「Slash Vision Labs token(SVL)」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCグローバル(MEXC Global)に8月5日18:00上場した
大津賀新也 ニュース
ZKXが事前告知なしにサービス終了、マーケットメーカー「Amber Group」が批判 分散型パーペチュアル取引所「ZKX」が、投資家やマーケットメーカーへの事前告知をせずにサービス終了を発表したことから、「アンバーグループ(Amber Group)」をはじめとしたマーケットメーカーらから批判を集めている
田村聖次 ニュース
米上場の医療機器メーカーSemler Scientific、ビットコイン追加購入で合計保有数929BTCに 米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific)が、ビットコインの追加購入を8月5日公表した
大津賀新也 ニュース
ヴィタリック、柴犬「ねいろ」モチーフの暗号資産を1,480万円相当ETHで売却 イーサリアム(Ethereum)の共同創業者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、柴犬「ねいろ」をモチーフにした暗号資産(仮想通貨)NEIROを1,480万円相当(171億NEIRO)8月4日に売却した
一本寿和 ニュース
ビットフライヤー、リスク(LSK)のERC20版を取扱へ 国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフライヤー(bitFlyer)が、ERC-20規格で発行されるリスク(LSK)の取り扱い開始予定を8月5日に発表した
大津賀新也 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: ステーキングして獲得
10%以上のAPRを獲得しましょう!ステーキングすればするほど報酬が増えます。
今すぐステーキング!

こちらもいかがですか?

ドナルド・トランプ、カマラ・ハリスが民主党の指名を受けて以来、ポリマーケットのオッズが最高に

クイックテイク ベッターたちは、ドナルド・トランプが大統領候補指名を獲得する確率を53.8%と見ており、これはカマラ・ハリスが民主党の挑戦者として指名されて以来の最高値です。

The Block2024/10/07 18:25

デイリー: トランプ勝利でロビンフッド幹部がSECを率いる可能性、ビットコイン回復で「Uptober」が再び軌道に乗るなど

Politicoによると、Robinhoodの最高法務責任者であるDan Gallagher氏が、2024年の選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した場合、SECのトップに立つ有力候補として浮上しています。QCP Capitalのアナリストは、ビットコインが先週の変動から回復したことで「Uptober」が再び軌道に乗っていると主張しています。Ethereumの提案EIP-7781は、トランザクションのスループットを向上させるために、ブロックチェーンのスロット時間を12秒から8秒に短縮することを求めています。以下の記事は、The Blockのニュースレター「The Daily」からの抜粋で、平日の午後に配信されます。

The Block2024/10/07 17:58