ブラックロックのIBITが支配、スポットビットコインETFが6月以来最大の1日8億7,000万ドルの流入を記録

米国の12の現物ビットコインETFは、火曜日に合計8億7,000万ドルの純流入を報告し、6月の最初の週以来最大となりました。これは主に、IBIT ETFへの6億4,287万ドルの純流入によるもので、7か月以上ぶりの最大の1日流入となりました。

BlackRockの現物ビットコイン上場投資信託（ETF）であるIBITは、33億6,000万ドルの1日取引量を記録し、3月14日以来の最高取引量を示しました。

FidelityのFBTCは1億3,386万ドルの純流入を記録し、BitwiseのBITBは5,249万ドルの流入を記録しました。VanEckのHODLは1,652万ドルの流入を経験し、Arkと21SharesのARKBは1,239万ドルの流入がありました。他の5つの現物ビットコインETFは流入がありませんでした。

12のETFの総取引量は火曜日に47億5,000万ドルに急増し、月曜日の30億ドルから増加しました。

BloombergのETFシニアアナリストであるEric Balchunasは、Xの投稿で、IBITの大きな取引量は「少し奇妙」であると書きました。ビットコインがその時点で4％上昇しており、「通常、ETFの取引量は下落や危機の際に急増する」と述べました。

「時折、FOMO（機会を逃すことへの恐れ）の狂乱がある場合、取引量が急増することがあります」とBalchunasは述べました。「過去数日の価格急騰を考えると、私の推測では後者であり、今週は（さらに）大きな流入を期待してください。どうなるか見てみましょう！」

ビットコインは過去24時間で2.21％上昇し、昨日の早い段階で約73,200ドルの高値に達した後、72,471ドルで取引されました。 The Blockの価格ページ によると、イーサは1.02％上昇し、2,643ドルで取引されました。

イーサETFはプラスの流入を報告

一方、火曜日に米国の現物イーサリアムETFは、1日あたり765万ドルの純流入を記録しました。BlackRockのETHAは唯一のプラスの流入を見せた現物イーサETFで、1,362万ドルが流入しました。

GrayscaleのETHEはその日に597万ドルの純流出を記録し、他の7つのETFは流入がありませんでした。

現物イーサETFの総取引量は火曜日に2億8,055万ドルに拡大し、月曜日の1億8,749万ドルと金曜日の1億8,988万ドルと比較して増加しました。