ビットコインETFは2営業日連続で流入 12月後半の流出分を相殺
米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は、1月3日と1月6日の2日間で総計19億ドルに迫る純流入額を記録し、12月後半の低調な動きを逆転させた。
ファーサイド・インベスターズ によれば、1月6日には、ビットコインETFが9億7860万ドルの投資資金を集め、その中でもフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンドが3億7020万ドルでトップとなった。続いて、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETFが2億900万ドル、ARK21シェアーズ・ビットコインETFが1億5300万ドルを記録した。
ビットワイズ・ビットコインETFとグレースケールの現物ビットコインETFは、1月6日に7000万ドル以上の流入を見せた。一方、ヴァンエック・ビットコインETFとフランクリン・ビットコインETFは、それぞれ1730万ドルと890万ドルの流入を記録した。
一方、インベスコ、バルキリー、ウィズダムツリーが発行する現物ビットコインETFは、同日の流入額がゼロと報告されている。
Daily flows into the US spot Bitcoin ETFs between Dec. 19 and Jan. 6. Source: Farside Investors
1月3日と1月6日の好調な流入額は、12月19日から1月2日にかけて見られた19億ドルの純流出額をほぼ相殺した。
最新の流入を受けて、現物ビットコインETFは製品が約12か月前に導入されて以来、累計で369億ドルの純流入を記録している。
ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETFは、374億ドルの純流入で全体をリードしており、続いてフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンドが124億ドルとなっている。一方、グレースケールのGBTCは214億ドルの純流出となっている。
仮想通貨取引所バイナンスの 10月25日のレポート によれば、現物ビットコインETFの需要の約80%は機関投資家ではなく個人投資家から来ているとされる。
しかし、ビットワイズの最高投資責任者であるマット・ホーガン氏のような業界アナリストは、2025年には現物ビットコインETF取引のための清算機関が増えることで、機関投資家の関与が増加すると予想している。ビットワイズはこういった見通しをもとに、ビットコインが20万ドルにまで上昇すると 予想している 。
仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) がBTCプレゼントキャンペーン&年末年始大感謝祭を開催!5000円分のBTCと最大30万円相当の特典、さらに抽選でNintendo SwitchやiPhone16をプレゼント!【1月最新】
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
ネットワーク全体のビットコイン契約の建玉は595億ドルに減少
1月13日、米国ビットコインETFは1,509BTCの純流出、イーサリアムETFは24,393ETHの純流出となった。
ニューヨーク連銀による12月の米国の1年インフレ予測は3%、前回値は2.97%
テザー、DASPライセンス取得後にエルサルバドルへの移転を準備
世界最大の時価総額を持つステーブルコインの発行者は、デジタル資産サービスプロバイダー(DASP)ライセンスの取得に成功した後、エルサルバドルへの移転に関するすべての手続きを「完了しようとしている」とのことです。