Aptos（アプトス）、オフチェーンアクセスのためにChainlink（チェーンリンク）と統合でアクセスを強化

AptosがChainlink（チェーンリンク）と統合

新世代のL1（レイヤー1）ブロックチェーン都市て広く知られるAptos（アプトス）により、オフチェーンアクセスのためにChainlink（チェーンリンク）と統合でアクセスを強化した事が 発表 された。

The Aptos Foundation is excited to announce that the Aptos network has integrated @chainlink Data Feeds 🎉

Chainlink Data Feeds provide tamper-proof data essential for building highly secure and feature-rich applications within the Aptos ecosystem. https://t.co/9RKITCaCQ8 pic.twitter.com/t1rIDFhJly

— Aptos (@Aptos) January 9, 2025

Aptos は、ブロックチェーン上の dApps の開発を強化するために、開発者が信頼性の高いオフチェーン データにアクセスできるよう、Chainlinkデータフィードを統合。ブロックチェーン上の開発者がdApps（分散型アプリケーション）を構築するために信頼できるオフチェーンデータにアクセスできるようにした。この動きは、Chainlinkの改ざん防止と信頼性の高いインフラストラクチャーを活用することで、Aptosベースのアプリケーションのスケーラビリティーとセキュリティおよび信頼性が向上する。

Chainlinkは、検証可能なデータをブロックチェーンに配信するための標準として広く認識されており、その分散型オラクルネットワークは主要な分散型金融プロトコルをサポート。複数のソースからプレミアムデータを集約し、単一障害点を排除することで、複雑なWeb3アプリケーションに必要な精度と信頼性を提供している。

スケーラビリティと効率性

Aptosにとって、今パートナーシップは、スケーラビリティーと効率性に対する評判をさらに高めるもので、ブロックチェーンはMoveプログラミング言語とモジュラーアーキテクチャを使用していることから、レイテンシを抑えた高速トランザクションが可能だ。

AptosのBlock-STMエンジンは複雑なトランザクションをサポートしており、同社のリリースによると、安全でスケーラブルなソリューションを構築したい開発者にとって魅力的なプラットフォームとなっている。Aptos Foundationの助成金およびエコシステム責任者である（Bashar Lazaar）氏は今回の発表に際して次のように述べている。

Chainlink標準により、開発者は高品質で改ざん防止のデータにアクセスできるようになります。これは安全なアプリケーションの構築に不可欠です。

また、Chainlinkのブロックチェーンパートナーシップ責任者のソドリス・カラコスタス（Thodoris Karakostas）氏は、次のようにコメントしている。

AptosがChainlink標準を採用したことを嬉しく思います。Chainlinkデータフィードは、ネットワーク上に構築されたアプリケーションの信頼性を大幅に向上させます。開発者が革新的な方法でそれを活用するのを楽しみにしています。

RippleはChainlinkを活用してRLUSDステーブルコインを開発

今週初めにリップル（Ripple）は Chainlink と提携し、リップルUAD（RippleUSD/RLUSD）ステーブルコインを強化している。

その結果、Chainlink の分散型オラクルネットワークは、イーサリアム（Ethereum）とXRP Ledger（XRPL）の両方でRLUSDの安全な価格フィードを提供するようになった。

RippleによるChainlinの採用は、ブロックチェーンベースの金融における安全なデータ配信の重要性が高まっていることを強調。今回のAptosとChainlinの統合により、高品質のデータ配信、分散型インフラストラクチャー、リアルタイムの透明性など、主要機能が提供され、これらはすべて、Aptos上のdAppの信頼性を高めるために設計されている。