ステーキング組み込み型のイーサリアムETF 「近い将来に承認されるだろう」=コンセンシス創設者ルービン氏
コンセンシスの創設者であるジョー・ルービン氏は、イーサリアムのステーキングを提供する上場投資信託(ETF)が「近いうちに」規制当局の承認を得られると予想している。
「私たちはETFプロバイダーと話し合いを進めているが、彼らはすでにその準備に向けて精力的に取り組んでいる。彼らはそれが近い将来に承認されると見込んでいる」とルービン氏は、ステーキングが組み込まれたイーサリアムETFに関してコインテレグラフに語った。
イーサリアム共同創設者であるルービン氏は、ファンド発行者が「ステーキングやスラッシングに関する複雑さに対応するための最適なソリューションを構築することに注力している」と付け加えた。
「これは技術とエコシステムにとって非常に良いことだと思う。なぜなら、エコシステム全体がより優れた、強固で多様化した取り組みを行えるようになるからだ」と述べ、「さらに多様な顧客層につながるだろう」とも語った。
米証券取引委員会(SEC)は昨年、現物イーサリアムETFを承認し、9つのETFが7月に ローンチされた 。しかし、これらのファンドはビットコインETFと比較すると出足が鈍く、現在までの累計流入額は約27億ドルとなっている。
SECはまだステーキング組み込み型のイーサリアムETFを承認していないが、SECの体制変更によって状況が変わる可能性があると業界専門家は見ている。
Around 33.7 million ETH worth around $113 billion, representing 28% of the total supply, is currently staked: Source: Beaconcha.in
SECの仮想通貨タスクフォース設立
1月21日、SECはデジタル資産の規制枠組みを検討するための仮想通貨タスクフォースを設立すると 発表した 。このタスクフォースは、仮想通貨支持派として知られるヘスター・ピアース委員が率いる。
昨年12月、ピアース氏は Coinageのインタビュー で、金融規制当局が新政権の下で仮想通貨支持に向けたシフトを見せる可能性を示唆していた。
「承認を進めたくない委員が多数派である状況から、進めたい委員が多数派になるとすれば、確かに状況は簡単になる」と、ステーキング組み込み型イーサリアムETFの承認可能性についても述べていた。
業界関係者の反応
1月22日、ポリゴンの元財務責任者であるヤン・コー氏は、ヘスター・ピアース氏が率いる仮想通貨タスクフォースについて「業界にとって素晴らしい」と コメントした 。
「彼女(ピアース氏)は技術を理解し、開発者たちの擁護者である」と述べた。また、「イーサリアムを批判することはあるが、この動きは他の何よりもエコシステムに利益をもたらす」と付け加えた。さらに、ピアース氏が「ETFは利回りを得るためにステーキングできるべきだ」と公に発言していることにも触れた。
バーンスタイン・リサーチは先月、「仮想通貨に友好的なトランプ政権下のSECであれば、ETHステーキング利回りETFが承認される可能性が高い」と 予測している 。
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