Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレードBotsBitget Earn
米ビットワイズ、米SECに「ドージコイン(DOGE) ETF」のS1申請書を提出

米ビットワイズ、米SECに「ドージコイン(DOGE) ETF」のS1申請書を提出

neweconomy-news (JP)2025/01/29 07:09
著者:一本寿和

BitwiseがSECにDOGE ETF登録申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ミームコイン「ドージコイン(DOGE)」の価格に連動するETF(上場投資信託)に関して、米証券取引委員会(SEC)へ S-1申請書類(FORM S-1)を1月28日提出した。

提出書類によれば、同ETFの名称は「ビットワイズドージコインETF(Bitwise Dogecoin ETF)」で、1933年証券法に基づく登録届出書として申請されている。ただし書類内では、ティッカーシンボルや上場する取引所について未記載だ。

なお信託資産を管理するカストディアン(保管機関)としては、コインベースカストディ(Coinbase Custody Trust Company)が選定されている。また申請書類には、「DOGE」は「デジタル資産であり、証券ではない」ことが明記されている。

今後ビットワイズは、SECからのS-1申請書の有効性確認および19b-4申請書の承認を待つことになる。19b-4申請書は、自主規制団体による規則変更案の提出に必要な書類で、この承認を受けた後にS-1申請書の最終承認が行われる流れとなる。

さらにビットワイズは1月22日付で、米デラウェア州国務省に「ビットワイズドージコインETF」の登録申請書類を提出している。デラウェア州法人検索ページによれば、同ETFはデラウェア州で法定信託(Statutory Trust)として登録されている。登録代理人には、デラウェア州拠点のサービスプロバイダーであるCSC(Corporation Service Company)の子会社CSCデラウェアトラストカンパニー(CSC Delaware Trust Company)が指定されている。

また1月21日には、ETF発行会社REXシェアーズ(REX Shares)の親会社であるREXアドバイザーズ(REX Advisers)と、その関連企業であるオスプレイファンズ(Osprey Funds)が「DOGE」ETFの登録届出書をSECに提出している。両社は、ビットワイズによる「DOGE」ETFの申請とは異なり、1933年証券法に基づく登録届出書に加え、1940年投資会社法に基づく登録届出書も提出している。

1940年投資会社法は1933年証券法とは異なり、ファンドの資本構造やレバレッジの利用に関する厳格な規制を設けている点が特徴だ。

参考: 提出書類
画像:PIXTA

関連ニュース

  • 米ビットワイズ、「ドージコイン(DOGE)」ETFの登録申請を米デラウェア州に提出
  • トランプ(TRUMP)・ドージ(DOGE)・ボンク(BONK)のETF、REXとオスプレイがSECへ申請
  • ビットワイズ、ソラナステーキングETPを欧州でローンチ=報道
  • ビットワイズ、暗号資産10銘柄含む指数ETFをSECへ申請
  • 米国承認のイーサリアム現物ETF、いつから取引? 「S-1」や「19b-4」フォームとは?

関連するキーワード

#DOGE

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

前の記事 米コインベース、アルゼンチンでVASPライセンス取得 次の記事 仏捜査当局、バイナンスを詐欺容疑で捜査

合わせて読みたい記事

富士通とヤマト、ブロックチェーン活用の荷主企業・物流事業者向け共同輸配送システム稼働開始 富士通とヤマトホールディングス傘下のSustainable Shared Transport(サステナブル・シャード・トランスポート:SST)が、ブロックチェーン技術等活用の荷主企業・物流事業者向けの共同輸配送システムの稼働開始予定を1月27日に発表した
大津賀新也 ニュース
仏捜査当局、バイナンスを詐欺容疑で捜査 フランスの捜査当局は、世界最大の暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)に対し、資金洗浄、脱税、その他の容疑で司法調査を開始したと1月28日に発表した。バイナンスはこの容疑を否定している
大津賀新也 ニュース
米コインベース、アルゼンチンでVASPライセンス取得 米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、アルゼンチンで暗号資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンスを取得したと1月28日発表した
一本寿和 ニュース
リップル社、XRPL上で機関投資家向けDeFi「Ondo Finance」発行のOUSG提供へ 米リップル(Ripple)社が、機関投資家向けDeFi(分散型金融)プロトコル「オンドファイナンス(Ondo Finance)」発行のトークン「OUSG」を分散型レイヤー1ブロックチェーン「XRP Ledger(XRPL)」で提供すると1月28日発表した
あたらしい経済 編集部 ニュース
米リップル社、「エックスアールピー(XRP)」表記使用を要請 米リップル(Ripple)社が、暗号資産(仮想通貨)の取引所やプラットフォームに対し、暗号資産「リップル(XRP)」を「エックスアールピー(XRP)」として表記するよう要請した
大津賀新也 ニュース
【1/28話題】GincoがDMMビットコイン不正流出事件の情報開示、アーサーヘイズのビットコイン価格予想など(音声ニュース) ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。
あたらしい経済ポッドキャスト Sponsored
メタプラネットがビットコイン購入目的で約1166億円調達へ、26年末に2.1万BTC保有目指す ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、2025年から2026 年にかけてのビットコイン計画を1月28日に発表した
大津賀新也 ニュース
リップル社、NYとテキサスで送金業者ライセンス「MTL」取得 米リップル(Ripple)社が、米国のニューヨーク州とテキサス州で送金業者ライセンス「マネートランスミッターライセンス(MTL)」を取得したと1月27日発表した
一本寿和 ニュース
【追記】メルカリ、NFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供開始 フリマアプリ「メルカリ」でNFTの取引ができるNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供が開始した。メルカリ社が1月28日発表した
大津賀新也 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック

こちらもいかがですか?

Analog がクリエイターに 8,000 ドルの報酬を提供する「コンテンツ バウンティ チャレンジ」を開始

簡単に言えば Analog は「Analog コンテンツ バウンティ チャレンジ」を開始し、コミュニティが作成した最高のコンテンツに対して総額 8,000 ドルの ANLOG トークンの賞金を提供します。

MPOST2025/01/30 17:11

ギザのARMAが基地で始動、新たな基準を設定 DeFi オートメーション

簡単に言えば ギザは、ARMAステーブルコインの利回り最適化エージェントをBaseに導入し、効率化を図っています。 DeFi 自律的な意思決定と実行を活用して相互作用を実現します。

MPOST2025/01/30 17:11

Transak が Opera の MiniPay をサポートし、50 か国以上にステーブルコインのアクセスを拡大

簡単に言えば Transak は Opera の MiniPay と提携し、50 か国以上で cUSD、USDT、USDC ステーブルコインのオンランプとオフランプを改善し、ユーザーに幅広い現地決済方法を提供しています。

MPOST2025/01/30 17:11