米金利低下もBTC上値重く、為替の影響に注意【仮想通貨相場】
5日のビットコイン(BTC)円は1513万2330円から取引が始まった。日銀の追加利上げ観測に伴うドル円相場の下落を受け、対ドルでの取引が主流なBTCは円建てで東京時間に一時1500万円を割った。ただ、目星い材料に欠ける中、米長期金利の低下が進んだことで、その後は底堅い推移に転じ、欧州時間に入ると1520万円周辺まで戻した。一方、その後も米経済指標の下振れなどもあり長期金利は一層低下したが、BTC円は反落。ドル円相場の更なる下落も相場の重石となり、米国時間中盤には東京時間の安値を割り込んだ。米国時間終盤から終値にかけても上値の重い展開が続き、この日は1479万3012円と、終値ベースでは先月10日ぶりの安値となった。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
続きはこちら
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
暗号通貨市場が成熟するにつれて、永久契約は代替コインの価値に影響を及ぼすでしょう。
ウクライナは仮想資産に18%の所得税を課す予定
Babylon(BABY):プルーフ・オブ・ステークのエコシステムにおけるビットコインの潜在能力を解き放つ

リップル社、ヒドゥン・ロードを12億5,000万ドルで買収

暗号資産価格
もっと見る








