コインチェックG、国内ブロックチェーンインフラ企業Next Finance Tech買収へ
コインチェックGがNext Finance Tech買収へ
国内で暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するコインチェックの親会社であるオランダのコインチェックグループ(Coincheck Group N.V.:CCG)が、日本企業のネクストファイナンステック(Next Finance Tech:NFT)の買収合意を2月10日に発表した。CCGが米ナスダック上場後、初の買収案件となった。なお買収額については非公開だ。
NFTは、日本を拠点にグローバルに幅広い法人・個人にステーキングサービスを提供するブロックチェーンインフラ企業。CCGは今回、発行済株式の全てを取得するという。買収は、最終的な条件の交渉と規制当局の承認の取得を条件に、2025年3月末までに完了する予定とのこと。
コインチェックでは1月31日より、イーサリアム(ETH)を対象としたステーキングサービス「Coincheck ステーキング」を開始している。同サービス開始当初は、サードパーティのステーキングサービスプロバイダーを採用したという。ただし今後はNFTとの統合により、コインチェックグループ内だけでなく、世界中のNFTの既存および将来の顧客やクライアントに対して、独自の包括的なステーキングサービスソリューションを提供できるようになるとのことだ。
CCGは昨年12月、米ナスダック上場に上場。暗号資産取引所を運営する米ナスダック上場企業としては、米コインベース(Coinbase)に続き2社目となった。CCGの代表者には、CCGの株式80%を保有するマネックスグループの代表執行役会長である松本大氏が就いている。
参考: コインチェックグループ
画像:iStocks/pgraphis・keko-ka
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この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
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