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ビットワイズ、ビットコイン(BTC)と金(ゴールド)の複合型ETPを欧州で公開

ビットワイズ、ビットコイン(BTC)と金(ゴールド)の複合型ETPを欧州で公開

neweconomy-news (JP)2025/03/10 03:27
著者:一本寿和

BitwiseがBTCと金のETPを欧州で公開

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が提供する、暗号資産ビットコイン(BTC)と金(ゴールド)の価格に連動する複合型ETP(上場投資商品)「ディアマンビットコインゴールドETP:Diaman Bitcoin Gold ETP(BTCG)」が欧州市場向けにローンチされた。ビットワイズが3月6日に発表している。

「BTCG」は、オルタナティブファンドに特化した資産運用会社ディアマンパートナーズ(Diaman Partners)が提供する投資商品「ディアマンビットコインゴールドインデックス(Diaman Bitcoin Gold Index)」を物理的に再現したETPとのこと。

同ETPはドイツで発行および登記され、フランスの証券取引所「ユーロネクストパリ(Euronext Paris)」およびオランダの証券取引所「ユーロネクストアムステルダム(Euronext Amsterdam)」で取引が開始されている。

「BTCG」はビットコインおよび、実物の金と連動するデジタルトークンであるパックスゴールド(Pax Gold:PAXG)によって完全に裏付けられているという。また同ETPは、市場環境に応じてビットコインと金の比率が調整されているとのこと。

具体的には、ビットコインのリスク調整後にパフォーマンスが向上した際はビットコインの比率を増加させ、 逆にビットコインが下落局面に入った場合は、金の比率が引き上げられているという。

この戦略は、市場の周期的なトレンドや短期的な価格変動を活用することが目的とのこと。またビットワイズは、「BTCG」が機関投資家および個人投資家にとって長期的な分散ポートフォリオの一部として機能することを目指しているとのことだ。

なお同社は今月5日に、暗号資産アプトス(APT)の現物ETF(上場投資信託)「Bitwise Aptos ETF」に関する登録届出書「S-1申請書(FORM S-1)」を米証券取引委員会(SEC)へ提出した。

参考: プレスリリース
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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