パンケーキスワップ取引量がUniswap超、新ミームコイン活況で

BNBチェーン上の大手分散型取引所（DEX）パンケーキスワップは17日、日間取引量でユニスワップ（UNI）を上回り、DEX市場でトップの座に 立った。

パンケーキスワップとユニスワップの取引量は、24時間ベースでそれぞれ16.4億ドル（約2,444億円）、10.4億ドル（約1,550億円）となっている。

また、ネイティブトークンCAKEも40%以上の価格上昇を記録した。

新しいミームコイン取引が活況

この取引量の急増は、BNBチェーン上のFour.memeなどの ミームコイン プラットフォーム誕生および活況によって引き起こされている。

特に直近では、ミームコインMUBARAKが、3月13日ローンチから4日間で時価総額が1億5000万ドルまで急騰。

同トークンは、世界大手暗号資産（仮想通貨）取引所 バイナンス が、アラブ首長国連邦（UAE）を拠点とする投資グループMGXから20億ドルの投資を受けたことをきっかけに作成された。

バイナンスのチャンポン・ジャオ（CZ）創業者が同トークンを購入したことでも、 BNB チェーン取引の急増につながった。

他エコシステムにも派生

このようなBNBチェーンやパンケーキスワップ上のミームコイン取引の活況は、イーサリアム（ETH）など他エコシステムを基盤とするミームコインにも派生している。

一例としてイーサリアム上で展開されている「MIND of Pepe（MIND）」は、人工知能（AI）技術とミームを融合させた初のAI搭載型ミームコインプロジェクトだ。

同プロジェクトは、自己進化型AIエージェントを実装しており、仮想通貨コミュニティとの交流、市場分析、トークン作成などが可能だ。

また、ソーシャルメディアプラットフォームからデータを収集・分析し、投資家との対話を通じて、新興トークンの早期発見を支援する。

MIND上場に向けた事前販売では、すでに730万ドル（約10億8,700万円）以上を調達。参加者には、ステーキング報酬として最大396%の年間利回り（APY）を提供している。

MIND of Pepe公式サイトを確認する