マージン取引に関する用語集

クロスマージン：クロスマージンモードでは、クロスマージンに対応したすべての通貨を担保として資金を借り入れることができます。これにより、クロスマージン口座内の全通貨でリスクを共有しながら、資金の利用率を向上させることができます。

分離マージン：取引ペアを別々の口座で管理し、資金とそれに対応するリスクを独立して計算します。

マージン取引口座：レバレッジをかけた借入や取引に使用される口座のことをいいます。マージン取引口座には、クロスマージン口座と分離マージン口座があります。分離マージンモードでは、各取引ペアは独立した口座に保管され、セービングやその他の操作は、その取引ペアの基準通貨と提示通貨に限定されます。

レバレッジ：マージン口座の総資産とその証拠金の比率をいいます。例えば、マージン口座に100USDTがあり、最大レバレッジが10倍であれば、最大900USDTまで借入が可能です。

総資産：資産合計＝純資産＋総負債

純資産：資産合計-負債、またマージンの残額を指します。

総負債：マージン取引口座の借入金＋利息

利用可能資産：マージン取引口座内の資産のうち、振替資産や借入資産など注文に利用できるものをいいます。

凍結資産：マージン取引口座内の資産のうち、注文に使用できないものをいいます。一般的には、未決済注文の資産です。

金利：借入金によって発生する利息のことで、以下のように計算されます。借入額 * 1日あたりの金利 / 24 * 借入期間（時間単位、1時間未満は1時間として計算）。

ポジション決済：レバレッジをかけた借入を素早く返済することができる機能。この機能を利用すると、マージンアカウントで利用可能な資産を優先に、システムが自動的に借入した通貨で返済します。返済可能な通貨が足りない場合は、他の利用可能資産を市場価格で売却して該当する借入通貨を返済します。その際、資産額が大きい通貨を優先的に売却して借入通貨を返済します。分離マージンモードでワンクリックポジション決済をする場合、システムは対象ポジションの注文を通貨ペアごとに取り消し、ユーザーはマージンアカウントで購入、売却、借入、返済、送金などの操作をすることはできません。クロスマージンモードのワンクリックポジション決済をする場合、システムはすべてのポジションの注文を自動的に取り消し、ユーザーはマージンアカウントでの購入、売却、借入、返済、送金などの操作をすることはできません。

マージンレベル：（総負債*維持マージン）/純資産。マージンレベルが0.8またはそれ以上の場合、マージンコールが発行されます。マージンレベルが1以上の場合、清算が行われます。

維持マージン率：クロスマージンや分離マージンの取引ペアに必要な最低維持率をパーセンテージで表したものです。クロスマージンの維持マージン率は10%に固定されています。分離マージン取引ペアの維持マージン率については、https://www.bitget.com/ja/spot/margininfo をご参照ください。

マージン率：純資産／総負債

限度額：通貨ごとの借入可能な最大額。実際の運用では、最大レバレッジに基づく最大借入可能額と限度額のどちらか小さい方になることがあります。

分離マージンレベル：分離マージン取引に使用される段階的なレバレッジモードで、リスクをより適切に管理することができます。ユーザーの借入金額に応じて、最大レバレッジ、当初マージン比率、維持マージン比率を自動的に調整するシステムです。借入金額が多いほど段階的なレバレッジ水準が高くなり、最大レバレッジ水準が低いほどマージン率は高くなります。段階的なレバレッジの詳細については、https://www.bitget.com/ja/markets?tab=Spot をご参照ください。

清算：マージンレベルが1以上になると、マージンレベルが50％以下になるまで、マージン取引口座の資産を売却して借入金を返済するデレバレッジと強制清算のプロセスが実行されます。